ジュンは地震が嫌いです！

本日、午前11時45分頃、東北地方に強い地震がありました。

ジュンちゃん地方は震度４！！

しかも、2~3分の長〜〜い揺れでした！！

宮城県北部では震度５で、１０分程揺れが続いたようです。

また水道管が破裂した地域も多かったようです。


地震の被害に遭われた皆様、大丈夫でしたでしょうか？？？



ジュンちゃんは、地震が大の苦手！！！！！！

揺れが起こると、瞬時に抱っこを求めてきます。


室内では首輪を外しているのですが、２ヶ所に非常用の首輪（リード付き）を設置しています。

私は揺れを感じたら、首輪をして、ジュンを抱っこしたままヒーターを消して、
扉を全開にして、ジュンの薬を持って、携帯をポケットに入れて、玄関付近にて待機。

（家族には自力で頑張ってもらいます。。。）


昔は学校の避難訓練で机の下に潜ったけれど、
ジュンを抱っこしてダイニングテーブルの下に潜るのはちょっと大変。。。

今日は県内の公立高校の入試が行われたようですが、
地震の起きた時刻、受験生達はやはり机の下に潜らされたようです。


私は、もちろん地震の被害は恐れていますが、
揺れが起こっている間は、恐怖よりも、「どうやって逃げよう...」と考え動いてしまいます。


最近、東北地方では小さな揺れがよく起こります。

その度に、ジュンの薬はすぐに手に取るようになりました。（無意味かもしれないけど）







でも、実際に震災が起こったら、すごく、怖いですね。。。









自然災害の被害が拡大しませんように。。。

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10ヶ月です。

本日で、癌宣告から10ヶ月が経過しました。

ジュンちゃん、よく頑張ってくれています。

心から、「ありがとう」と言いたいです。

今日はいつにも増して食欲旺盛のジュンちゃん。

お散歩も朝・夕１時間ずつしっかり歩きました♪




癌宣告のカウントダウンなんて面白くもありませんが、

あと２ヶ月で１周年です。

苦しいなら、もういつでも解放してあげたい。。。


けれど、

まだまだジュンが「生きたい」と思ってくれているなら、

少しでも長く一緒にいたい。





来月も笑顔で迎えられますように。












あと８３日で...目指せ！11歳♪♪（欲張り？笑）

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ジュンちゃんのごはん介助。

ジュンちゃんの毎日のごはんの模様です。

鼻呼吸が出来ないため、一度に食べ続けると、逆くしゃみを起こしてしまいます。

少量を数回に分けて、なるべく鼻につかないように食べさせます。

時間にして、30分くらいかけます。

人間と同じに食べ始めて、同じ頃に終わります。



今日の朝ごはん。




つみれはこのままでは食べられないので、小さくします。



小さ過ぎると、隙間に詰まったり、咽せるので、程よく。。。
↓



１回の量はこのくらいです。



↓毎回、くしゃみや鼻血防止にペットシーツを敷いて食事の準備です。

ガツガツ食べてくれます。



上顎が腫れていて、上手く舌使いが出来ないため、
ペーストのような重いものは、シリコンスプーン又は割り箸で食べさせます。



初めはシリコンスプーンが嫌いだったジュンちゃん。
今では慣れたようです。



寒天も小さくします。

ジュンちゃんは寒天が大好きです。
寒天にはお野菜とお魚が入っています。



ごはんの最後にお薬です。



お薬はそのまま♪


大人になったもんだなぁ。。。（しみじみ）




全て終わったら、お顔をキレイに拭いて、
歯は、口内に腫瘍があるので、出血防止に歯ブラシは使わずにタオルで拭きます。
（歯と歯茎の腫瘍の隙間に詰まるので、必ず食べカスは除去します）


最後にお鼻に馬油を塗って、おしまい。




私は後片付け。執事ですから。。。


ジュン様は、ゆったりと。。。







いつも応援ありがとうございます。
お返事が遅くて申し訳ありません。

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ベターシャーク。

先日、久しぶりにジュンちゃんと病院受診をしてきました。



ジュンちゃん10kg！！体重も極端な増減がなくて何よりです。
食欲もお散歩意欲もまだまだ健在です♪

最近の微出血についても相談してきましたが、
流血はあまりなく、
出血量も現在はそれほど多くないことから、引き続き様子見で。。。

お薬もこれ以上は増やしたくはないそうなので。。。

ですが、現在処方されている鎮痛剤（液体１日8滴）は、比較的効果が強い薬らしく、
ワンちゃんによっては胃が荒れたりするらしいのですが、

ジュンちゃんは下痢や嘔吐もなく、
また、心音もキレイで、肺炎の可能性も見られずといった
実に優秀な健康状態でした〜〜！！！！パチパチパチ♪


そして、先生が提案して下さった事は、
現在取り入れている「ベターシャーク（鮫軟骨）」の量を増やすというもの。




以下、ネットから引用↓

サメの軟骨には血管がなく、血管がないということは、
軟骨の中に血管の造成を抑える物質があるということ。
ガン細胞の血管造成を抑えるため、栄養の補給路を断つことになる。
（血管新生阻害=ガンに栄養を運ぶ専用の新しい血管をつくらせない）


先生お話では、
鮫軟骨によって腫瘍が消えるということではなく、
たくさんの血管をもつ腫瘍細胞に、新しい血管を作らせない作用があるらしいのです。
そのため、何の治療もしていないジュンの鼻血の流血が、
この程度ですんでいるということは、
もしかしたら、鮫軟骨の効果も少しは期待出来るのではないか...と。


＊注）これはあくまでもジュンの場合です。
「ベターシャーク鮫軟骨」は癌の治療薬ではありません。
効果もワンちゃんによって違いますし、サプリメントである以上は、
効能をしっかりと書く事が法律で禁止されています。
ご使用に関しましては、獣医師とご相談下さい。


ですので、先日から鮫軟骨の量を若干増やしてみました♪

せめて大量の出血は抑えてあげたいですね。



今日のごはんは、イワシとレンコンのつみれ汁。




ジュンちゃんの抜け毛は今がピーーーーク！！！



抜けても抜けてもまだ抜ける！！！




でも、病気を抱えながらも換毛期に入ってくれたって事は、
体はまだまだ適応出来ているってことですよね？？







いつも沢山の拍手とコメントありがとうございます。
必ずお返事書かせて頂きますね。
いつも応援ありがとうございます。

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車でお出かけ♪

2日もブログを書きませんでしたが、ジュンちゃんは元気ですよ♪



ですが、先日の久しぶりの鼻血以降、
就寝中に微出血が続いていて、連日お布団に血がついています。。。

左側からは（腫瘍があるのは右）ドロッとした鼻水が出る事が多く、
色も赤褐色です。

眠っていた腫瘍が起き出したのでしょうか...

明日は２週間ぶりの病院です。
心配事をいろいろ伺ってこようと思います。

ジュンちゃんは果たして何kgになっているのだろう...乞うご期待！




今日もと〜〜〜〜っても寒いジュンちゃん地方。
雪もハラハラと舞い散っていました。
まるで真冬に逆戻りです。


昨日はジュンちゃんと一緒に車で河川敷に行ってきました。



久しぶりのドライブに、ジュンちゃんもご満悦♪♪





城址公園にはまだ雪が残っていますね〜！！
以前は、あのてっぺんの平和観音まで歩いてお散歩に行ったんですよ！
ジュンちゃんすごい！！【関連記事→「城址公園へ。」２時間のお散歩の模様です。】



夏場はよく車でお散歩にきた河川敷も、
今年はお正月以来、2回目です。




城址公園の雪が残っているうちに、今度は城址公園に連れて行ってあげようかな♪


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今回初めてパソコンで履歴書を作りました。
最近の求人には「履歴書をメールに添付」なんてのがあるんですね〜。
PDFで添付すれば良いのだろうか...？？

転職のため、たくさん書く事があって、なんか...悪印象....
資格も無駄に沢山あって、もう使えなさそうなものを除いても、8つも記入してしまった...
履歴書の時点で落とされる可能性が高そうですね。。。

でも、この年まで生きて来て、
新卒で勤めた所もすぐ辞めて、外国に住んで、帰国してから無職が１年以上も続けば、
再就職にはいろいろと不利なことも覚悟していたので、
ま〜〜根気よく頑張ります。

今はまだジュンが頑張っているので、面接にも行けないので、
毎日ハローワークや求人を眺めております。

求人票に申し込んでもいないし、採用されたわけでもないのに、
その職場付近の物件や不動産までもチェックしています。笑

いや〜。賃貸物件、おもしろいですね！
そして、東京の賃貸物件の高さにビックリしました！
風呂無し６畳一間でも、３万円もするんですね！！！
３万あれば、わが町では新築アパートに住めますよ〜！！！
ひゃ〜〜〜！

お高いマンションの間取りを見て、家具の配置を考えたりして遊んでいます。








「遊んでないで、おやつ下さいよ！！！」





いつも応援ありがとうございます。

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降りました♪

やっと！！やっと！！！

ついに降ってくれましたね〜♪



雪というよりは、「みぞれ」でしたが、
それでもジュンちゃんは喜んでうっすらと積もった雪を舐めていました！








お散歩中。背中にもうっすら雪がのっています。

夜にはほどんど溶けてなくなってしまいました。

はかないものですね。。。





楽しみがあると、病気の体にもいい刺激になりますね。








いつまでも楽しい毎日を過ごせますように！

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放射線治療について。その２

放射線治療について、たくさんの情報を寄せて頂きました。

ジュンには何もしてあげられませんが、今後、この記録が、
他の飼い主様の参考になってくれれば、と思い、
寄せられた情報を共有させて頂きたいと思います。


まず、放射線治療には２通りの種類があります。

①メガ・ボルテージ放射線

②オルソ・ボルテージ放射線


違いに関しては、検索をしていて見つけたので、表をお借りしました。





①のメガボルテージ放射線の設備は、全国でも8ヶ所しかないそうです。

・南動物病院（三重県）　
・麻布大学（神奈川県）　
・日本大学（神奈川県）
・日本動物高度医療センター（神奈川県）　
・九州動物医療先端研究所（鹿児島県）
・日本獣医生命科学大学（東京都）　
・北里大学（青森県）
・大阪府立大学（大阪府）

おそらく、ジュンの場合はその腫瘍の部位や癌細胞の成長の度合いから、
メガボルテージ放射線を勧められたのだと思います。




不適切な表記、追記等ございましたら、お気軽にコメントをお寄せ下さい。



どんなことでも、全てのワンちゃんと飼い主様の、
これからの生活のお役に立てる事を願って。。。。








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【拍手コメントありがとうございます】

拍手機能よりコメント頂いた皆様へのお返事です。
いつも応援ありがとうございます。




★しろっぺ様★
拍手とコメントありがとうございます。
ジュンの筋肉は動物病院の先生のお墨付きなんですよ〜♪
「いい筋肉してるね！」と、とても10歳には見えないようです！
さすが、田舎のワンコですね。
そんなジュンも５月末で11歳です。それまでたくさん走れるといいなぁ〜。
いつも応援ありがとうございます。



★番茶。様★
拍手とコメントありがとうございます。
ジュンは先日３ヶ月以上ぶりに自宅でシャンプーしました！
ちょうど、鼻の腫瘍も消え、呼吸も鼻血も落ち着いていたので、今だ！という感じで（笑）
今までは１〜２ヶ月に1度、自宅で洗っていましたが、
病気が分かってからはなかなか洗えなかったので、
シャンプータオルで拭いていましたよ。
ブログ、拝見させていただきました。サクラちゃん、すごく可愛いですね！若い！
13歳にはみえません〜！！！
サクラちゃんにいつまでも穏やかな時間が流れますように...
ジュンの事を思って下さって、とても嬉しかったです。
応援ありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。




★m様★
拍手とコメントありがとうございます。
残念でした〜。雪じゃなかったので、ジュンの表情もガッカリ...
これでは執事が常にクーラーボックスにかき氷持参でお散歩に行かないとなりません...
執事には筋肉も必要というわけですね。。。
ジュンは御陰様で落ち着きました。
腫れの部分は、ジュンも気になっているようですが、
まだまだ食べられるので安心ですね。
いつも温かいコメントありがとうございます。
とても励みになります。



★ぴゅぴゅ様★
拍手とコメントありがとうございます。
今日もこちらはポカポカ陽気で、過ごしやすい気候でした。
でも、ジュン様の為にかき氷も作りましたよ♪
チワワさん、雪にビビってましたか！！想像すると可笑しい(o^∇^o)ﾉ〜
可愛いですね！アンヨも小さいし、冷たさもすごく伝わってそうですね。
ジュンに雪の良さを！？大変！
それじゃ、チワワさんにも、あの長〜〜い階段を上ってもらわないと！
ぴゅぴゅ様も筋肉つきますよ〜（笑）
ジュンの奇跡を信じて下さってありがとうございます。
コメントも本当にうれしいです！！
いつも応援ありがとうございます。



★おねっぺちゃん様★
拍手とコメントありがとうございます。
御陰様で、今日のジュンちゃんは落ち着いていました。
歯と腫瘍の隙間に食べ物のカスが詰まりやすくなっているので、
食後のお手入れが大変です...(;^ω^
昨日よりも元気になりましたよ〜！
明日はきっと、もっと元気です！
いつも応援ありがとうございます。



★カールねぇ様★
拍手とコメントありがとうございます。
そうですよね。ずっと悩み続けていかなければならない問題でもありますものね。
命のことですから。。。
今はジュンが毎日笑顔で過ごせる事を願うばかりです。
え〜〜！！！そんなそんな！！偉そうなんて！！！全っ然そんなことないですよ〜〜！！！
たくさん色々なコメントを寄せていただいて、
本当にすべて有難いです。何度も読ませて頂いております。
いつも応援ありがとうございます。




★黒松の姉様★
拍手とコメントありがとうございます。
１年前にワンちゃんを亡くされていたのですね。。。
どんなことをしても、どんな事を考えても、大切な命を失うということは、
必ず色々な想いがよぎりますものね。
自分が今できることを、精一杯していく。そのことを、ブログを通して教えて頂きました。
ジュンとの毎日を、楽しく過ごして行きたいと思います。
いつも応援ありがとうございます。




★ルーク母（K）様★
初めまして。拍手とコメントありがとうございます。
４歳のワンちゃんが骨肉腫の宣告をお受けになられたとのこと、
お辛い心情お察し致します。
そして、貴重な情報ありがとうございました。
登米にそんな設備があったのですね！！初めて知りました！！
我が家のジュンは昨年５月に｢若林動物救急病院」にてCTを撮りました。
その時は北里大学と東京を勧められたので、
登米の病院は知りませんでした〜！
ジュンは鼻に腫瘍があるのですが、専門外なのでしょうか？？
今となっては登米に行くのも体力的に無理なのですが。。。涙
どうぞルーク君が苦しむ事なく、K様ご家族と幸せな時間を送る事ができますように。。。



★aoukun様★
拍手とコメントありがとうございます。
本当に温かいメッセージ、そして、優しいお気持ちをありがとうございます。
すごく励まされました。
本当に嬉しいです。
いつもジュンを見守って下さっていてありがとうございます。

放射線治療について。

たくさんの応援コメントありがとうございます。

ジュンはとてもとても強い子なので、
いっぱい頑張った分だけ、たくさんの幸せが訪れてくれる事を願っています。

多くの皆様にジュンの奇跡を願って頂けて、ジュンは本当に幸せです。

本当にありがとうございます。



初めは閑散としていた私のブログも、今ではたくさんの方に応援して頂けるようになりました。

若いワンちゃん、年老いたワンちゃん、同じ病気のワンちゃん、以前飼っていたワンちゃん、

色々なワンちゃんの飼い主様に見て頂けるようになりました。



ジュンの闘病生活ももうすぐ10ヶ月。

昨年末から「なぜ放射線治療をしなかったのですか」、
「治療を受けてみてはいかがですか」というコメントが数件寄せられています。


治療に関する記録を書いたのは、もう随分前のことなので、
今日は私達家族が選択した治療について記したいと思います。


以前のブログの記事のまとめみたいになっているので、
同じ様なことも書いています。
また、今までの闘病生活は、現在発売中の柴犬雑誌「Shi-Ba」に掲載されています。
お時間ございます際にでもご覧になっていただけると嬉しいです。（え？宣伝？笑）



少し長くなりますが、最近ジュンの事を知って下さった方には読んで頂きたいです。



ジュンは鼻腔内に悪性の腫瘍があります。

病名：鼻腔内　腺がん

この病気はレントゲンには写らないので、CTやMRI検査によって発見されます。

CTやMRIの医療機器を置いている動物病院は多くありません。

この病気の特徴である「鼻血」が出た時には、もうすでに発症しているという恐ろしい病気です。

化学療法を用いても、根治はほぼ不可能です。


多くのワンちゃんと飼い主様は、鼻血が出た後にCT検査をし、後に癌を宣告されるか、
レントゲンには写らないので、いくら検査をしても原因が分からず、
この症状が「鼻腔内腺がん」だということ知らずに最期を迎えます。


私の住む町は、仙台市内から車で１時間以上離れた田舎です。

初めてジュンが鼻血を出したのは、　２００９年の秋頃です。

すぐに病院に駆けつけましたが、それ以降鼻血が頻繁に出るようになり、
レントゲンを撮っても原因が分からず、
鼻から管を通して、異物に引っかかるか...の検査（全身麻酔）をしても異常が見つからず、
かかりつけの開業医の先生が出来る事は全てやってもらいました。


その後、５月に先生の勧めで仙台市内の病院でCT検査をすることになり、癌の発見に至りました。

ですが、この時、鼻血を出してからすでに半年も経っていたんです。


何も知らずに、何もせずに、何も出来ずに、半年以上も癌を放置していたんです。


今考えても恐ろしい話です。
ジュンには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。



初めての癌宣告の時、私はかなり取り乱し、冷静ではいられませんでした。
一緒に行った父が、冷静に話を聞いてくれました。


「余命は３ヶ月程。夏まで保つか...というところでしょうか...」


これが余命宣告でした。泣き崩れました。感情をコントロール出来ませんでした。


「死なないで。死なないで。助けて。お願い。」


何度叫んだか分かりません。


なんとしても助けて欲しい。いくらかかっても助けて欲しい。そう思いました。


先生には一番最初に「放射線治療（全身麻酔）」を勧められました。

鼻腔内腺がんには、抗がん剤の効果は得られず、放射線治療の効果が期待出来るとの事でした。
（※腫瘍の部位や種類によって、同じ鼻腔内腺癌でも抗がん剤や手術が可能な場合もあるようです）


ですが、仙台市内で放射線治療を受けれる病院が無く、

ジュンが勧められた病院は青森県の北里大学獣医学部か、東京の病院でした。

【AM0:15追記】
先ほど仙台市の方から情報を頂きました。
宮城県登米市に放射線治療を行っている病院があるようです。
【菅原犬猫病院】
新しい病院ではないようですが、ジュンが紹介されなかったということは、
何か、「専門」があるのでしょうかねぇ。。。
かかりつけの先生も北里か神奈川を考えていた様なので。。。
しかし、今となっては登米までも遠くて行けませんが。。。
ショックというより、不思議だ。。。
K様、貴重な情報ありがとうございました。




私の家から北里大学までは高速道路で片道６時間。
新幹線でも片道５時間です。


東京もまた、高速道路で片道６時間です。



そして、放射線治療の方法も、全国共通ではありません。

治療の方針や、犬の癌の性質・特徴、部位、大きさによっても、治療法は変わってきます。


CT検査の結果、ジュンの腫瘍は右側の鼻腔がすべて埋め尽くされ、
右側の脳まで既に広がっていました。
右側の鼻腔の骨、上顎の骨が既に溶け始めていました。


ジュンの場合は、一ヶ月間の入院とその間、15回〜20回の放射線をあてるというものでした。


私は放射線治療を受けさせたいとすぐに思いました。


ですが、父は冷静でした。


「放射線治療」という化学療法のリスクを考える以前に、
青森や東京まで行く事がどれほど困難なことなのかを考える必要がありました。


どうしても行けない場所では決してありません。


ですが、往復12時間もの運転に、ジュンが耐えられるか、
毎日の面会はどうするのか、１ヶ月だけアパートを借りるのか、
知らない土地に一ヶ月も入院させ、15〜20回もの全身麻酔をさせるのか、
再発したら、すぐに行ける距離なのか、
それでも、そうまでして延命したいのか。。。




現実的に考えて、無理でした。



放射線治療が良いのか悪いのか、正直分かりません。

いづれ終わる命なら、出来るだけ苦しませたくない。

そのために出来る事は、どんなことでもしてあげたい。

それは、飼い主さんなら誰もが思う事です。




ですが、私達は、放射線治療がどんなものなのかさえ、考える事が出来なかったんです。
治療を受けるか、受けないか、それさえ悩むことも出来なかったんです。


その病院が、今の私達が頑張って行ける距離に、無いから。。。



だから、最初はずーーーーーーっと自分に言い聞かせていました。

「麻酔リスクを背負わせてまで、延命治療するなんて、人間のエゴだ」

「ジュンはそんな怖い治療を受けなくて正解だ」

そう言い聞かせないと、
何もしないことを決めた自分が、ジュンを見捨ててしまったように思えて、
ジュンの顔が見られませんでした。



ジュンの闘病生活は、決して穏やかなものではありませんでした。

今年に入ってからは、進行が目に見えて早く、
見ているのも非常に辛かったです。


この病気は、直接生死に関わる癌ではないので、
どんなに鼻血がでても、顔が変形しても、心臓が動いている限り、
ジュンは苦しみながらも生き続けなければなりません。

そして、飼い主はその苦しみから解放してあげることも考えなければなりません。




私は、放射線治療を受けなかった事を、心から「よかった」と思った事は一度もありません。


同じ病気で頑張っているワンちゃん達が、
放射線治療のお陰で、一時的にでも鼻血や腫瘍の肥大から解放されている姿は、
本当に本当に嬉しいし、正直うらやましくもあります。

放射線治療は、副作用や良い細胞までをも破壊することを考えると、良い面だけではありません。



だけど。。。


「ジュンも治療を受けていたら...」何度も何度も思いました。



そしてそれは、多分、きっと、ずっと一生思い続ける事だと思います。

「後悔」ではない、何か特別な思いで、私の中に残る事と思います。





人間の手によって、自分の運命を決められたジュンを、
世界で一番幸せにしてあげたい、幸せを感じてもらいたい。


それを実行する事が、唯一今、私が出来る精一杯の事なんです。



そして、私達が選んだのは、住み慣れた町で、知っている先生のもとで、
家族と片時も離れる事無く一緒に過ごして行く、ということ。


それがジュンが本当に望んでいる事なのかは、正直分かりません。


言葉が話せるなら、或は、人間のように「死」を理解する感情があるのなら、
ジュンは放射線治療を望んでいたかも知れません。


だけど、そんな事を考えたらキリがありません。


私達は、表面まで出て来た腫瘍を消してくれたジュンの生命力を信じて、
今一緒にいられるこの時を、一緒に大切に生きて行きたいんです。


ジュンの事を考えて、放射線の効果を教えて下さった方もいらっしゃいました。
治療をしたことで◯年も一緒に過ごせた、と教えてくださった方もおられました。


すべて、ジュンと私が一日も長く一緒に過ごせるようにと、コメントを下さった事、
しっかりと伝わりましたし、本当に感謝しています。





でも、私達は、ジュンに化学治療は致しません。

もしかしたら、ジュンの体ももう化学療法には耐えられないと思います。

私達は、ジュンのこれ以上の延命を望んでいません。

苦しまずに、一日一日をジュンらしく、犬らしく過ごしてくれることを願っています。




そんな私達を、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。








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久しぶりの鼻血。

本日、朝９時頃、お散歩に行こうと玄関を出た時にくしゃみをし、
同時に鼻血が出ました。

1月19日に腫瘍が消えて以来、初めての出血です。
（１月30日に動物病院にて興奮して鼻血がありましたが...）

くしゃみと同時に鮮血が垂れたのは実に１ヶ月以上も前。。。

久しぶりの鼻血に、ドキッとしましたが、私は自分でもびっくりするくらい冷静でした。

30分くらい出血がありましたが、量は少なめでした。

そして、今日はずっと右側のおヒゲをしきりに掻いていました。

食事中に隙間に何か詰まったときにするような動作です。



気になって上唇をめくってみると、歯茎以上に、犬歯の隣の臼歯が腫れ上がっていました。



※最後に出血と肥大した腫瘍（ピンぼけ）の写真を載せています。
不快に思われる方は見ないようにお願いします。


鼻血が落ち着いた後は、いつものようにお散歩にも行きましたし、
食欲も元気もあるので、一先ず安心しましたが、
来客があっても吠えずに横になっていたので、本調子ではなさそうです。


なんの治療もせずに、ここまで状態が落ち着いている方が奇跡で、
今のこの時間は神様から頂いた贈り物だと思っています。

腫瘍が消えてからは、喜びよりも、「いつかはまた悪化するんだ」と思う事もあったので、
心から安心して過ごす日はありませんでした。

もちろん、状態が安定していることは本当に嬉しいことでした。

ですが、今日の久しぶりの鼻血や、肥大した口腔内の腫瘍を見つけても、
正直そんなにショックは受けませんでした。




これが、現実。

なら、また奇跡を信じればいい。

奇跡が起きたら、また心から喜べる。




そんな風に思いました。。。





今日の夕食は、久しぶりの「貧血防止メニュー」です。







今日の出血量は少量でしたが、出血時間が長かったので、体力は消耗していると思います。




ピントが後ろの塀にあたっていますね。。。






今日は寝ている事が多かったジュンちゃん。



それでも、お散歩は元気に行ってきました。







明日も元気にお散歩に行こうね！

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