覚悟をするということ。

皆様、コメント欄を閉じても温かいコメントを寄せていただきまして、ありがとうございました。


いくつかのコメントにもありましたが、
私は、ジュンが私達家族のことをしっかりと認識できているうちは、
いつでも、しっかりと寄り添ってあげていたいと思っています。

たとえ、それがどんなに“酷い顔”になっても。

ジュンが「ジュン」であるうちは、いつまでも愛おしい存在に変わりありません。



ですが、もう少しだけ、不安をこぼさせてください。

ジュンの前では、しっかりと気丈に振る舞いますから。



腫瘍の肥大や、顔の変形、新たな腫瘍の発覚、そして、鼻血。。。


この１ヶ月で、様々なことが次々と変化し、
正直、何一つ受け入れられていません。


早く目の前のジュンの現実をまっすぐに見つめてあげたい。

だけど、それには、もう少しだけ、心の準備が必要なんです。



どんな風に書いたら良いのか...


ジュンの鼻腔内腫瘍は、直接生死に影響がない部位の腺癌です。

顔が変形して、眼球が飛び出しても、
口一杯に腫瘍が広がり、食べる事が出来なくなっても、
顔が腫瘍で腫れ上がり、膿で目が見えなくなっても、
脳へ転移し、歩けなくなっても、
家族の事が分からなくなっても、

ジュンの心臓が動いているうちは、ジュンが苦しみから解放される事はありません。




そして私は、

いつかジュンが、とてつもない苦しみから「ジュン」であることを失ってしまった時、
飼い主として、その苦痛を取り除いてあげるための「決心」をしなければなりません。


それが獣医師の言う「鼻腔内腺癌」の最期の見送り方です。


現在のジュンの状態を全て受け止めるということは、そういうことなんです。





余命宣告の３ヶ月を過ぎたあたりから、ジュンとのお別れは毎日の様に考えていました。

保冷剤やエンゼルセットも準備しました。

ですが、その頃はきっと、自然に永遠の眠りにつく事を強く願っていたため、

「死」は受け入れようとしても、

ジュンの苦しみまでを受け入れようとはしていませんでした。




今、ジュンは、

「ジュンちゃん」と呼ぶと走って来てくれます。

匂いが分からなくても、目もしっかり見えているし、耳もしっかり聞こえます。

この従順で、賢くて、愛らしい笑顔の、我が家の自慢の愛犬・ジュン。

そして、大切な家族。




ジュンの生涯が、どんな形で幕を閉じようとも、

最期まで冷静に見送ってあげたいんです。

ジュンちゃん、いっぱい遊んで、いっぱい食べて、もっと色んな所に行って、
そして、一生懸命闘って、もう休みたくなったら、教えてね。

その合図を見逃さない様に、いつでもそばにいるからね。

でも、そのためには、私ももっと強くならなきゃね！

こんなに弱虫じゃ、ジュンを守ってあげられないよね。

ジュンちゃん、何にも心配いらないよ。

大丈夫だよ。

私も頑張るから、もうちょっとだけ時間をちょうだいね。









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